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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

露出七つ道具『コンドーム』1

 男にそれを買うように指示をされた時、いよいよこの時が来たのだと思った。

 差し出された一枚の紙幣を握りしめながら私は、どうしても震える声で再度内容を確認する。
「……何を、買ってこいって?」
 男はこちらを見ながら、にやりと笑って見せる。ここは私の家なのに、まるで自分の家のように寛いでいる姿勢でソファに座っている。
「きちんと聞こえたくせに。仕方ないですねえ。もう一度しかいいませんよ?」
 わざとらしく咳払いをして、男はもう一度先ほどの命令を繰り返す。

「いまから近所のコンビニに行って、コンドームを買って来てください」

 聞き間違いの余地がないほど、はっきり男は繰り返す。
 心臓が大きく高鳴った。けれどそれは決してときめきというわけではなく、予想していた最悪のことが起きてしまったということへの恐れゆえだ。
 これまで男は私を露出行為を強制させてきたけど、性交……セックス関係に関しては何もしてこなかった。
 フェラもさせようとしないことには、安心よりも恐怖の方が勝っていたけれど。
 それが『コンドーム』を買うように命令を出して来た。いよいよこの時が来たかという感じだ。
「……嫌だ、って言ったら?」
「別に私はそれでもいいですけどね」
 私のせめてもの抵抗の言葉を口にすると、男はあっさりとそう応じて来た。
「写真がどうなってもいいなら……というテンプレ的なセリフは聞きたくないでしょうから、別のことを言いましょうか」
 男は回りくどい言い回しを好むようだった。だいぶ慣れてきたけど、相変わらず鬱陶しい程回りくどい言い方をする人だ。
「まず、犯されるのだと考えていると思いますが、それは間違いです。コンドームを買って来いと言われたらそう考えるのも無理はないですけどね」
 そんな風にいう男に、私は意外な気持ちだった。
「じゃあ……何のために、それを買ってこさせようって言うの?」
 普通に考えて、コンドームはセックスに使うものであるはずだ。
 それ以外、何に使えると言うのだろうか。
 男は相変わらず嫌な笑みを浮かべていた。
「まあ、詳しくは実際に使う時のお楽しみということで……とりあえず、行って来てください」
「……この格好でいいわけ?」
 いまの私は露出を意識した服装ではなかった。特に何も言われてなかったからというのもあるけど、極々普通の私服で何の変哲もなかった。これなら別に何の問題もない。
 何かする時には何かしら辱しめを受けていたから、逆に何もされないというのが怖い。
 けれど、そんな私の言葉を男は笑う。
「おやおや。今回はコンドームの購入自体が羞恥プレイみたいなものですから、特に服装は変えようとは思っていたんですが……そんな風に期待されちゃ、何か考えるしかないですね」
「そっ、そんなつもりじゃない!」
 慌てて否定するけど、男はもう聞いてくれなかった。
「まあ、そうはいってもすぐにはいいアイデアは思い浮かびませんからね。ノーブラノーパンでいいですよ。全裸でコンビニに入ったことのある貴女にはちょっと簡単すぎますか」
 確かに、指定された服装でコンビニに入るという意味では、全裸よりもずいぶん軽い内容ではある。けれど、それはあくまで服装だけを見た時の話だ。
 顔見知りが来るかもしれない近所のコンビニか、全く誰もいないはずの遠くのコンビニかでは、ずいぶんその露出の難易度は違うと言わざるを得ない。
 私は身から出た錆という言葉をひしひしと感じていた。
 仕方なく、下着を脱ぎ、ノーブラノーパンの格好でコンビニに向かうことにする。幸い今日着ていた服はそんなに薄い布地じゃないし、色が淡いものでもないので、まじまじと見られでもしない限りはばれないはずだった。
「それじゃあ頑張って行って来てください」
 男に見送られて、私はコンビニに出かけた。
 コンドームをどう使うつもりなのか、不安に思いながら。
 
 
~続く~

露出七つ道具『コンドーム』2

 コンビニでコンドームを買うこと自体に問題はなかった。
 近所のコンビニとはいえ、全ての店員と顔見知りであるわけではないから、きっと何も思わなかったはずだ。普段いまのような深夜にいくことはないからなおさら。
 こちらとしては、やっぱりコンドームだけを買うと言う行為自体が恥ずかしかったのだけど、服装に関してはそんなに恥ずかしくなかった。普通にしていればわからないと確信していたし、転んだりかがんだりするようなハプニングも起きなかったし。
 この時間帯にコンドームだけを買いに来た自分がどんな目で見られたのか……そのことを考えた時の方がよっぽど恥ずかしかった。
 コンドームを入れた袋を手に下げて家に帰ると、男はのんびりと何枚かの写真を眺めているところだった。
「ああ、早かったですね。見たところ特に問題なかったようですね。少し心配していたんですよ」
「……心配?」
 行かせたのは自分のくせにこの男は何を言っているんだろうか。
 そういう気持ちが顔に出ていたのか、男は笑いながら言葉を続けた。
「いえね。もう結構な回数全裸で露出とかもしてるじゃないですか? だから、ノーブラノーパン程度じゃ満足出来なくて、途中で全部脱いじゃうんじゃないかと心配してたんですよ」
「な……っ、そんな、ことするわけないじゃない!」
 元々は私は露出狂というわけじゃない……と、まだ、私は思っている。
 いまとなっては説得力がないのはわかっているけど、そう思ってしまっている。それはある意味では自己防衛のための欺瞞なのかもしれない。
 少なくとも男はそう考えているらしく、私の言葉をまともに受け取ろうという気はないみたいだった。
「さて、それでは買って来て頂いたコンドームの使い方ですが……」
 男は実にいい笑顔を浮かべていた。
「それでは出かけましょうか」
 言葉で説明するのではなく、実際に使うところから始めるつもりらしい。
 私は溜息を吐くしかなかった。
「車で待ってますから、服を全部脱いでから来てください。もちろん、何かで身体を隠すのはなしですよ?」
 時間が深夜であることを踏まえた上での指示なのだろう。注意して進めば誰とも会うことはないはずだという判断だ。
 あえて別々に行くのは、もし万が一誰かと出会った時に、知らぬ存ぜぬを装うためだろう。男はきっとこういう行為に関わっているということを隠しておきたいのだと思う。だからきっと、こちらがその気になって訴えを起こそうとするなりなんなりすれば、案外簡単に手を引きそうではあるのだけど……リスクが高くてそれを実行に起こすことが出来ないでいた。
 断じて、いまの状況に甘んじているわけではない。断じて。
 コンドームを持った男が私の家から去った後、私はもう一度溜息を吐き、着ていた服を全て脱ぎ捨てた。だらしないとは思ったけど、それを適当にソファの背もたれにかけて、家の鍵だけを手に握りしめて玄関から外に出る。
 裸で外に出るのは相変わらずドキドキするけど、マンション内での露出にはだいぶ慣れてしまった。男に連れだされる時は裸で車まで行く、のが普通だからだ。
 深夜だから物音はよく響く。間違っても人が来ている時に飛びださないようにするために、ほんの少しだけ扉を開けて外の物音に耳を澄ます。
 静まり返っていることを確認し、静かに扉を開けて、隙間に身体を滑り込ませるようにして外に出る。
 もう何度目かもわからない全裸露出が始まった。さっきノーブラノーパンで出た時とは比べ物にならない興奮具合に、私は頭の片隅で危機感を募らせた。
(ほんとに……もう……私って……)
 脳裏に過った言葉を否定して、私はマンションの廊下を、ひたひたと裸足の足音を立てながら進んだ。
 じわりとあそこや胸の先端に熱が集まったことには気付かないふりをした。


~続く~

露出七つ道具『コンドーム』3

 無事何事もなく駐車場の車までたどり着いて、周りに見られていないことを確認して助手席に滑り込む。席におかれていたタオルケットを体にかけて外から見て不自然じゃないように誤魔化す。
 ただ、ブランケットは言うほど大きなものじゃないので、上半身を隠すのが精一杯だった。外からはタオルケットを羽織って寝ているように見えるだろうけど、すくなくとも運転席の男からは裸の下半身が丸見えだった。
 体を全て隠せる毛布だと見た目的に不満なのだと何かの拍子に口にしていた。
 正直いくら信号待ちとかで手が空いているときとはいえ、こちらを見るのはやめてほしい。こんな格好でもしも事故でも起こされた日には、生き恥を晒すことになるのだから。
「……さて、それじゃあ出発しましょうか。高速にも乗りますが、ETCだから問題ないですよ。便利な時代になりました」
 もしも人がいるような料金所を通らなければならない時は、さすがに上半身だけを隠しているだけじゃ問題になりかねない。通報されたら大変なことになるし。
 その点、確かにETCを使えば全く問題ない。人間に対応してもらう必要がないからだ。しかし技術はすばらしいものだと思うけど、まさかこの技術を開発した人もこんなことに有効活用されるのは予想していなかっただろう。
 私は寝ているフリをするため、シートに体を預けて、助手席側の窓の方を向いて目を閉じた。遠いのならどうせ道順を覚えても無駄だし、タオルケットを羽織っているのに寝ていないのもそれはそれで不自然だと考えたからだ。
(それにしても……高速まで使うってことは相当遠くまでいくことになるのかな)
 そうやって遠出するときは、大抵近所でやるには派手すぎる行為だ。
 きっと普通では考えられないような、恥ずかしいことをさせられるのだろう。
 それを考えると、かなり気が滅入る……はずなのに、私の体は何をされるのかを期待して熱く火照ってしまう。
 まさかそれを察したわけではないとは思うけど、突然男が私に向けて命令を口にした。
「ああ、目的地につくまでは30分くらいだと思いますので、その間オナニーでもして準備を整えておいてください」
「……わかったわよ」
 私は上半身はタオルケットで隠したまま、その下でこっそりと指を動かし、あそこを刺激してオナニーを開始した。
 男とは別の方向に顔を向けて目を閉じ、ひっそりとオナニーに興じる。
 車は勝手に動いて目的地に向かっている。時折感じる左右への慣性でそれを感じ取りつつ、私はひっそりと息を吐いた。
「ふふっ、そうやって寝たふりをしながらオナニーをしているというのは中々いいですね。寝ている間にも勝手に体が自らを慰めるオナニー狂いみたいですよ」
 黙って運転してればいいものを、男はそういって私を煽ってくる。私はその指摘を受けて、顔に熱が集中するのを感じながらも、オナニーを淡々と続ける。
 男は頃合いを見ては話しかけてきたので、こっちはずっと恥ずかしさを持続させられて散々だった。
 その甲斐あって、目的地につく頃にはこちらの準備は万端になっていたのだけど。
「着きましたよ」
 車が止まり、エンジンが止められる。私がそっと目を開けると、そこは田舎のコンビニの前だった。敷地が余る故の広い駐車場のスペースにはほとんど車がなく、おそらくは従業員もバイクか自転車で来ているようだった。
「この店も曜日によっては深夜の客も多いようですが、空いている日はとことん空いているみたいでしてね」
 男は聞いてもいないことを勝手に説明する。
 客がいないというのはいい情報だった。私は少しほっとする。前のコンビニ露出みたいにたくさんの人に見られるのは遠慮したい。
 少なくとも店員はいるだろうからその人には見られることになるだろうけど、周りに人がいなければマシなはず。
 そこでふと、わたしは何で男がわざわざこんなところまでやってきたのか不安になった。考えてみればただのコンビニ露出はすでに一度やっている。今回もそれで済むはずがない。
 男は私が買ってきたコンドームのパッケージを破る。
「さて、それではこれの使い方を説明しましょうか」
 男はどこまでも楽しそうだった。


~続く~

露出七つ道具『コンドーム』4

 コンビニに入ると、カウンターにいた店員がこちらを見て、挨拶を途中で途切れさすのがわかった。
 いきなり全裸の女が入ってきたらその反応も当然だろう。私は一気に高まる鼓動を誤魔化すように、店内を一周する方向に足を進める。
 男が事前に入店して誰もいないことを確認していた通り、コンビニ内には店員以外の誰もいなかった。
 私は買い物籠を取って適当な飲み物とツマミを入れ、足早にカウンターに向かう。あまり長居することは出来ないし、したくない。
 とにかく男に言われた内容を完遂して、このコンビニから出たかった。
 カウンターの前に行くと、どうしたって店員がこちらのことを見ているのがわかる。その視線は困惑と好機に満ちたもので、私は見ず知らずの男性にそんな目を向けられていることに羞恥心が煽られた。
「……いらっしゃいませ」
 マニュアル通りの挨拶というより、どこか面白がっている響きを持つ店員の挨拶。
 私は何も言わないまま、買い物籠をカウンターの上に置いた。
 店員が籠の中の商品のバーコードを読み取っていく。その間、私は以前コンビニでした時も遥かに高鳴る鼓動を感じていた。
 前回よりは人の目は少ない。背後で待っている人もいないし、入ってこようと言う人もいない。
 けれど、今回はその時以上のことをしなければならないのだ。
「……以上、450円です」
 そう言って店員はこちらに改めて視線を向ける。その目がいぶかしげに細められた。その理由は一目瞭然だ。
 なぜなら、私はいま完全に裸であり、手にすら何も持っていない。それはつまり代金を支払うための財布すらも持っていないということであり、向こうからしてみればどういうことなのだと思うのは当然だろう。
 私は確かに財布は持っていなかった。でも『財布』になるものは持っている。持っている、というとちょっと語弊が生じてしまいそうだけど。
 これは身に付けているというべきだろう。
 私はいぶかしげな店員に向かって、意を決してそのことを口にする。
「あ、の……」
 思えば、露出自体は色々としてきたけど、その途中で言葉を交わした相手はほとんどいなかった。
 撮影をしてくるあの男はともかく、それ以外の場合も大抵一方的に声を上げるか、声をかけられるくらいだ。
 だから、こうして相手と面と向かって話すということはしていなかった。
「はい?」
 心臓が爆発してしまいそうだ。
 私はぐっと堪えて、何とかその内容を口にする。
「その……お金、なんですけど……」
 歯切れの悪い私の言葉に対して、店員の表情が微かに歪む。
 タダにしてくれとか、そういう要求をされるのではないかと思ったのだろうか。あるいは体で払うとか、そういう風にいうんだろうと予測したのかもしれない。
 けれど、それはさすがに出来ないと私は思っていたし、その点に関してはあの男も同意見だった。
 なぜなら相手は仕事中なのだ。AVなんかではやってきた宅配便の運び屋や、こういう店で店員を誘って行為に及ぶ……ということもよくあることだけど、実際にはそれはあり得ない。なにせ仕事中にそんなことをしていたと知れれば、クビになってしまうからだ。
 そんな危険を犯すような人間がそうそういるとは思えないし、仮に店員がそういうことを抵抗せずにしたとしても、もし途中で客が入って来たら、その人に通報されてしまうかもしれない。
 だから、今回そういう行為をしようと持ちかける気は一切なかった。
 無料にしてくれなんてそんな都合のいいことをいうつもりもない。それこそ通報される。
 ちゃんと用意はしてきているのだ。
 私は両足を肩幅以上に広げて立ち、その間にある穴が店員からよく見えるようにした。
 そこに目をやった店員はその場所からピンク色のゴムが垂れていることに気付いただろう。少し目が見開かれる。
 それが何なのか彼にはわからないだろう。だから、私は続けて言った。

「ここに……入ってる、ので……取り出してもらえませんか?」
 
 
~続く~
 

露出七つ道具『コンドーム』5

 さすがにそんなことを言いだされるとは思っていなかったのか、店員は固まっていた。
 まじまじとその場所を見られて死にたいほどに恥ずかしいというのに、中々店員は動いてくれない。益々鼓動が高まり、全身が熱っぽくなっているのがわかる。
 私は我慢出来ず、店員に向けて再度口を開いた。
「あ、の……お願いします……」
 再度声を掛けられて気を取り直したのか、店員はごくりと唾を飲み込んだ。
「……いいんですか?」
 そんな風に聞かないで欲しい。私は何も知らないはずの男性にまで羞恥プレイをさせられているような感覚になってきた。
「はい、だいじょうぶ、ですから……早く、取って……ください……っ」
 膝が笑いそうになるのを、必死に堪える。さすがにそれは恥ずかしすぎる。
(お願い……っ、早く……っ)
 彼がカウンターの上に身を乗り出し、私との距離が縮まる。
 こんなに至近距離で知らない人に見られるのは初めてだった。少しだけ呼吸が荒くなっていて、その吐息がこっちの身体にかかって背筋がゾクゾクする。
 店員はカウンター越しに手を伸ばして、私のあそこから垂れさがっているものに触れる。その際のほんの僅かな刺激に、私は思わず声をあげてしまった。
「……ふ、ぁっ」
 自分ではそんなつもりはなかったけど、その声には艶が籠っていて、おかしな気分になりそうだった。
 もちろん店員にも聞こえてしまっただろう。店員は垂れさがっているピンク色のものを摘んだ。
「出しますよ」
 ぐぐっと、力が込められて、それが私の中から出て行こうとする。入れる際にも濡らしていたけど、いまではもっと濡れていたせいで簡単に『それ』が出てきた。

 それは、小銭を束にしたものを詰めたコンドームだった。

 いわばコンドームを財布代わりに、小銭を詰めていたのだ。そんな風な使い方をするのだと説明された時は、なんて酷いことを考えるのかと眩暈がした。しかも、それを店員に取り出してもらうようにしろというのだから、酷いにもほどがある。
 小銭が詰まったコンドームが自分の身体から出る瞬間の快感は一際強く、私はついに立っていられなくなってその場にうずくまってしまう。
「だ、大丈夫ですか?」
 さすがにちょっと心配そうな店員の声に、私はなんとか気持ちを奮い立たせて立ちあがる。
「だい、じょうぶです……」
 人を呼ばれるとまずい。その気持ちだけで何とか持ち直した。
 店員は私の愛液で濡れたコンドームの中から、必要な分だけ小銭を取り出した。
「500円お預かりして……おつりは50円です。このままお渡ししても?」
 そう言って50円玉とコンドームを差し出してくる店員に、私はさらにもう一つお願いをしなければならなかった。
「あの、おつりは、その中に……あと……その……も、もう一度、その袋を……私のここに入れてくれませんか……?」
 顔から火が出そうなほどに恥ずかしかったけど、なんとか言えた。店員は素直にそれに従って、おつりをコンドームの中に入れ、そして、それを私のあそこに近づけてきた。
「じゃ、じゃあ、失礼します」
 袋をあそこに押しつけられる。まるでローターでも要られているようなシチュエーションだけど、いまやってくれているこの人は私とは面識も何もない人だ。そんな人に私のあそこが触られ、しかもそこに財布代わりのコンドームを入れてもらうように頼んでいる。
 自分一人じゃ決して考えつかなかった現実が起きていることに、私の頭はついていけなかった。けれど、本能に従って私のあそこは愛液をさらに分泌する。
 かなり苦労したけど、財布代わりのコンドームは私の膣内に収まった。それが落ちないように注意しながら、私は店員に向かって頭を下げる。
「ご、ごめんなさい……ありが、とう……ございました」
 お礼を言うまでが男の指示だった。私は店員が動き出さない内に、買った商品を手にし、走ってコンビニから飛び出した。
 停まっていた車の中では、男が楽しげな表情を浮かべていた。
「御苦労さまです。楽しんでいたようでなによりですよ」
 どうやら車内からコンビニの中の様子を見ていたらしい。私は熱くなる頬を自覚しながら、彼から視線を逸らした。
 早速車を発進させ、コンビニから離れつつ、男は口を開く。
「これでもう人に見せるのも怖くありませんね。次はもっと興奮出来る場所で露出しましょうね」
 私はその男の言葉に、心臓が高鳴るのを感じていた。それを否定したくて、顔を逸らしてそっぽを向く。
 けれど、本当は。

 私は次はどんな露出をさせられるのか、期待してしまっていたのだ。




~露出七つ道具 『コンドーム』 終わり~
 
 
 
 
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