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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

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全裸初詣2016

新年一発目はシンプルに、全裸で初詣!
続きを読むからどうぞ。
全裸初詣 2016
夜空さくら


 その日はとても寒い日だった。
 前をしっかり締めたコートの隙間から、冷たい外気が入り込んで来て体の隅々まで浸透してくるような感覚がある。体温があっというまに奪われていくのがわかる。
(……静かだなぁ)
 私は周囲の様子を油断なく伺いつつ、歩みを進めていた。静まり返った境内の空気は、場所の影響もあるのかもしれないけど、妙に清々しく静謐なもので、今日この日に誰もいないことが不思議に思える。
(最近はこの辺りの人たちもここまでは来ないのかな?)
 ここは住宅地のど真ん中にある神社だ。非常にマイナーな神を祀っている。立派なお社はあるけど、小さすぎて外から定期的に誰かが掃除しに来る以外ではほとんど人気がないのが特徴だった。
 まあ、そんな神社だからこそ、私はここに来たのだけど。住宅地のど真ん中と行っても、その周囲は林に包まれていて、しかもこの境内に入るだためには急な階段を十数段昇らなければならない。信仰心の高いご老人では中々来にくい場所でもあるため、人が来ていないのだろう。
(まあ、都合もいいし、さっさと始めよっと)
 色々なことに関する理由なんて本当はどうでもいい。
 私にとって重要なのは、人気がないという現状と、ここが神社であるという事実だけ。

 『全裸初詣』を実行するのに、ここほど相応しい場所はないのだから。

 私は露出狂で、どMだった。
 いつからそうだとか、どうしてそうなったのかという話はおいておいて、とにかく外で裸になるのが大好きだったし、いろいろな方法を用いて自分を苛め抜くということが大好きだった。恥ずかしいのは苦手だけど、それが病みつきになってしまう理由でもある。早々に人生を終わらせるつもりはないので、安全確認などはしっかりしている。
 入念な下見の結果、この神社がそれをやるのに適しているということを見出した。
 『全裸初詣』というのは、私がよく利用する露出狂ご用達のサイトで課題として出されているものだ。そこでは全国の露出狂たちが露出プレイの報告をしたり、やりたプレイにつての話をしたりする場として賑わっている。そこに入るためには露出狂であることの証明をするために自分自身の露出プレイの写真を投稿して、毎月出される課題をこなさなければならないという厳しい条件があることもあって、同じ趣味趣向を持つ仲間に、安心して素の自分をさらけ出すことのできる場所として有名だった。
 それはさておき、そこで毎年のように課題として出される『全裸初詣』は、そのサイトの会員内では場所の選定などが原因で実現が難しいということもあって、それを実現できれば結構な尊敬の念を向けられることになる。
 それを受けるために私はこうして入念な下見の上で、この神社に『全裸初詣』を実行しにやってきたのだった。
 さて。
 私は現在神社の鳥居の前に立っている。ここにたどり着くまでに上がる必要のあった数十段の階段を上ってきたため、少し息はあがっていた。ちょっとだけコートの中の体が汗ばんでいるのを感じていた。けど、すぐに冷気がその熱を奪っていく。
(だれもきてない……よね?)
 私は階段の上から住宅地を見渡す。しんと静まり返ったそこで動く者はいない。いや、部屋の中では起きている人の方が多いのだろうけど、ここに来ようとしている人はいないようだった。
 階段の上だからちょっと視点は高いけど、周囲の林のおかげで視線は遮られている。建物の屋上とかから見られたらわからないけど、ひとまず目につく範囲でこちらを伺う視線はないようだった。
 私はそれを確認して、しっかり前を閉めていたコートのボタンを下から順番に外していく。
(早くしないと……誰か来ちゃうかも)
 この場所は一番見られやすい場所だ。下の階段をあがろうという人がいたらすぐに見つかってしまう。いや、そうでなくても神社の前を通るだけで見つかってしまうだろう。幸いにして前の道は細い脇道のようなものなので、車も通らないのが救いだった。
 私は覚悟を決めて、コートのボタンをすべて外して前を開く。冷え冷えとした冷気がお腹や胸に直接あたり、足が寒さだけが原因ではない感覚でがくがく震えた。
 コートを肩から滑らせて脱ぎ捨てる。その下に何も着ていなかった私は、即座に全裸を晒すことになった。おしりも、胸も、あそこさえも、すべてをさらけ出す。
 耳の奥でどくん、どくんと心臓の音が鳴り響く。
 私はコートをそのままにして、歩き出す。鳥居をくぐる前に立ち止まって礼をするのを忘れない。これは『全裸初詣』なのだから、初詣に必要なことはすべてしなければならない。
 まずは、手水舎に向かう。そこでも作法に則って手を洗い、口を漱いで、そのあと『全裸初詣』ならではの行為を入れることになっていた。
 手を洗ったのと同じように、右の乳首に水をかける。この時、なるべく前かがみになってお腹の方に水が垂れないように工夫する。冬の冷たい水が乳首に刺すような刺激となって私の気持ちを高ぶらせる。まだ垂れそうになっている水を、乳房全体に広げるように、手で揉むようにして馴染ませた。おっぱいがしっとりと濡れて、少しの風にさえ体温が奪い取られる。それがまるで何かに触れられているような感覚になって、私は思わず熱い吐息を口から吐いていた。
「ふあっ……」
 もう片方の乳房も同じようにして清め、最後にあそこも清める。
 なるべく蟹股になって腰を突出して、恥丘だけに上手く水がかかるように調整する。これが結構恥ずかしい姿勢にならないとできないことで、私は神社という場所でそんな破廉恥な格好をしているという事実に興奮する。
「んぁっ……ぁんっ」
 少量の水をかけると、その冷たさの与える感触が背筋を這い上がって来て、それだけでイってしまいそうになった。
 清めたはずの私のあそこからは、かすかに糸が垂れていた。
 身を清めた私は、いよいよ本殿の方に向かう。本殿といってもここのはそんな大きなところじゃないし、すぐ近くだけど、そこまでの道のりも初詣のうちだ。
 私はなるべく背筋を伸ばし、手で体を隠さないように注意しながら本殿に近づく。水をかけたところ……胸やあそこがすうすうして、より私は自分がいま裸で歩いていることにドキドキしながら歩いていた。
 本殿の前、賽銭箱の前にまでやってきた私は、作法に則って参拝する。
 鈴があったため、それをがらがらと鳴らした。それは静かな夜の空気を破るには十分なもので、私は思わずびくりと体を震わせてきょろきょろと周りを見渡してしまった。たぶん大丈夫だろうとはわかっていても、怖いものは怖い。
 誰もいないことを改めて確認してから、私は次の行為に移る。お賽銭を入れなければならない。
 でも、自分はいま全裸だ。コートも入口に置きっぱなし。
 ではどこにお賽銭を用意するのか? その答えは、同じ露出狂の人なら簡単に出せるだろう。実はお賽銭を持たないパターンもあるけど、今回はちゃんと持って来ている。
 私は寒さでかじかむ指先を、自分の恥部に差し入れた。清めたはずの私のあそこは、ぬちゃりという粘度の高い水音で私の指を迎える。
「んんっ……」
 あらかじめ入れておいたものに指先が触れる。私はそれをつまむようにして、引っ張りだした。それはコンドームに包まれた小銭だ。五円玉を何十枚かまとめていて、小さなディオルドみたいなものだ。それは私が感じていたことを示すように愛液でてらてらと光っていて、それを見て恥ずかしく感じてしまう。
 縛っておいた口を開けて、中から五円玉を取り出す。それを賽銭箱に入れた。再び口を閉じて、自分の体の中に挿しいれていく。ずぶりと体の中に何かが入ってくる感覚は病みつきになってしまいそうだった。実際、日常的に何かしら入れていたりするのだけど……。
 私は一息ついて、本殿に向き直る。
「露出狂の、灰村かわなです。今年も安全な露出プレイができますように……見守っていてください」
 お願いことが叶うように、心を込めた。神様としては、こんなこと願われても困るだけだろうけど。
 私は参拝を終えて、短い参道を戻る。無事に誰にも逢わずに出来た。ちゃんと下見をしていたとはいえ、年始のこの時間帯に誰か来る可能性は高かったのに。
(ひとりふたりに見られる覚悟はしてたんだけどなぁ……)
 どことなく自分が残念に感じていた罰が当たったのだろうか。
 鳥居のところに複数の男性が現れた。そして、そこに落ちていた私のコートをそのうちのひとりが拾い上げたのだ。
「なんだ……これ?」
「女物のコートじゃん。落し物?」
「コート落とすってどんなバカだよ!」
 ぞろぞろ。そんな擬音が相応しい数だった。5、6人はいる。その誰もが赤ら顔で、どこかで酒盛りをした後であるということがよくわかった。
 そんな彼らのうちひとりが、私に気づいた。
「うおっ!? の、呑みすぎたか!? 裸の女が見えるんだけど!?」
 その言葉に他の男性たちは「馬鹿いってんじゃねえよ」といいたげな顔や声をあげながらこちらを見て、驚きに目を見開く。
「うあおっ!? まじかよ!」
「なになに、AVかなんかの撮影?」
 途端にやかましくなる境内。先ほどまでの静けさなんてどこかに行ってしまっていた。
 一方、そんな風に無遠慮な視線を向けられた私はというと、激しく高鳴る心臓と戦いながら、混乱する頭を必死に回してこの状況をどう抜け出すか考えていた。
(走って逃げる……? いえ、ここに隠れられるような場所なんてないし、あの急な階段を走って降りるのはもっと危険……!)
 もし足を踏み外して転落でもして死んだら笑えない。
(幸い、社会人くらいに見える……悪ノリしそうな不良グループというわけでもなさそう……なら……いっそ……!)
 私は決意を固め、彼らに向けて歩き出す。恥ずかしいのを堪えて、堂々と。彼らの視線が私の胸やあそこに集中しているのを自覚しつつ、進む。
 そして、彼らの前まで来て、できる限りの笑顔を浮かべて挨拶した。
「あけましておめでとうございます」
 裸の女性に出会って普通に挨拶されるという事実に、男性たちがどう考えたのかはわからない。私の方はギリギリの精神状態だったからだ。
「お、おう。あけましておめでとうございます」
 彼らも普通に挨拶を返してきたところを見ると、ヤバいグループというわけではなさそうだ。
「なんで裸?」
 私はその問いかけをしてきた男性に向かって、困ったような笑顔を意識して応える。
「友達との罰ゲームで……裸で参拝してくることになっちゃったんです。お酒飲みすぎちゃって」
 酔いの勢いということで押し切ることにした。彼ら自身酒に酔っているような様子だったので考えた言い訳だったけど、男性たちは私の言葉に大いに盛り上がった。
「女ってそういうことするのか! へー!」
「悪ノリするのは俺達とそんな変わんねえな」
「一回やったもんなー。あの時は海だったけど……」
 どうやら彼らなりに納得してくれたみたいだ。私はこっそり安堵の息を吐いた。
 彼らが酔っぱらっていなかったら、さすがにこの言い訳では逃れられなかったかもしれない。彼らが相当酔っぱらっていてくれたおかげで助かった。
「罰ゲームの参拝も終わったので、帰りたいんですけど……コートを返してもらえます?」
「ああ、いいよ」
 そう言ってコートを拾った男性がそれを返してくれようとした時。
 いつの間にか横に来ていた一人の男性が、私の胸を人差し指で突いていた。
「うひゃあ!?」
 思わず飛び上がって腕を胸を庇う。触れた男性はなぜか感激したような様子で自分の手を見ていた。
「うおー! お姉さんのおっぱいすげえ柔らかいぞ!」
「お、おいショウゴ!」
「お前たちも触らせてもらえって! ほんとすげえから!」
 あと少しで無事に済んだところを、酔っぱらっいの悪ノリが発動してしまった。ひとりが触ったならオレもオレもと、軽い騒ぎになってしまったのだ。いくら住宅地からは少し距離があるとはいえ、騒がれるとまずい。
「す、少し触るぐらいなら構わないですから! 夜遅くなんだから静かにしてください!」
 そういって騒ぎを鎮めるのが精一杯だった。なぜか全員におっぱいを触らせるということになってしまった。
 最初に触ったショウゴが、今度は両手を使って、両方の乳房を揉んできた。
「うおっほい! マジで気持ちいいなこれ! 何カップあんの?」
「……っ、じ、Gカップ……です」
「巨乳じゃん! すげー!」
「し、静かに……っ」
 ひとりがそんな風に触る物だから、それに合わせて他の男性たちも遠慮なく触れてくるようになった。中には乳首をつまむようにして触れるような人もいて、私は思わず喘ぎ声を上げるのを堪えなければならなかった。
 神社の境内で、全裸で、男性たちに囲まれておっぱいを揉まれる、という新年早々すごい事態になってしまった。
 ようやく全員が満足して離れた頃には、私は足に力が入らず、その場にしゃがみ込んでしまった。そんな私の肩に、コートがかけられる。
「あんた、大丈夫か?」
 さすがにやりすぎたと感じたのか、一人の男性が優しい声をかけてくれる。
「だ、大丈夫……よ。そ、それじゃあ私はこれで……」
 ふらつきながらも、なんとか立ち上がった。これ以上ここにいるのは危ないとわかっていたからだ。
「大丈夫かー? 送ってくかー?」
 そんな風に善意からか提案してくれる人もいたけど、私はそれを断って、神社から出て行った。
 幸い写メも何も取られていないし、彼らも酔っぱらっていたから人相もまともに覚えてはいないだろう。
 そんな風にして、私の『全裸初詣』は終わった。思いがけない事態になったけど、大事にならなかったのは、神様にお願いした甲斐があったのかもしれない。


黎明媚態 ~全裸初詣~ 終わり

お久しぶりです。今年も楽しみにしています。
露出初詣発想が面白いと思います。着ているコートは男物の方が露出狂っぽいような気がしますが…
[ 2016/02/03 00:13 ] [ 編集 ]
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