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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

透明露出プレイ その5 1

 すべらかな肌の上を水滴がなめらかに流れ落ちていく。
 絵画の一枚のような光景に、私はうっとりと魅せられてしまった。女体の美というものには色々な 意味で意識している私だけど、彼女のそれは私の知る中でも有数のものであると言える。
 少し気が強そうな顔つきと鋭い目つきも、その見事なプロポーションの身体にはとても相応しいも のであると言えた。
 彼女は淡々とした様子で髪を洗い、身体を磨いている。彼女は私のことに構わず、実に機械的に身 体を洗っていた。にも関わらずこんなに絵になるのだから、全く彼女の魅力というのものは計り知れ ない。若さゆえの魅力というものもあると思うけど、彼女に関してはそれに甘んじずしっかり磨き上 げているということが大きいのだろう。
 私は彼女に存在がバレないよう浴室の隅で息を殺しつつ、彼女の身体をじっくりと観察していた。
 いくら気配を殺すことが上手かったとしても、普通はこんな狭いところにいたらすぐにバレる。カ ーテンなどの隠れるに都合のいいものが置いてあるわけでもないからだ。
 なのに私の存在が彼女にばれていないのは、ひとえに私の持つ特殊な能力によるものだった。
 その能力とは、透明化能力という。


 私は露出狂だ。それも重度なもので、ただ性器を露出するだけでは飽き足らず、身体を拘束して拘 束を解くために、町中を強制的に歩き回らなければならなくしてしまうほどの露出狂いだった。
 単独での露出プレイ、それも拘束してのものとなると、非常にリスクが高い。それでも私がそれを やり続けることができたのは、私の持つこの透明化能力のおかげだった。
 万が一にも見つからないようにできる能力。能力を発動した時点で身に着けているものも含めて透 明化するため、拘束した状態での露出も容易だった。
 ただし、人に触れられてしまうと解けてしまうなどの制約があって、万能ではないし、透明化して いる間は透明化している物は物理的な影響を受けなくなるため、拘束したものを断ち切れなくなるた め、諸刃の剣なのだけど。
 この能力を使って、私は普通以上に露出プレイに熱中していた。
 その罰が当たったのだろうか。この前露出拘束プレイに興じた時、私は様々な原因が重なって完全 に『嵌まり』の状態に陥ってしまった。
 なんとか家までは帰ったものの、能力が解除されていないと思って困っていたところ、同じマンシ ョンに住む女子学生に見つかってしまったのだった。


 不審者として警察を呼ばれてしまえば、私はもうマンションに住んでいられない。それどころでは なく、変態の汚名を一生背負って活きていかなければならない。
 絶望して座り込んでいたら、その女子学生はものすごく不機嫌そうな顔で、私に近付いて来たかと 思うと、私が拘束を解くために用意していたハサミを奪うように手に取り、私の身体を縛っていた縄 を切ってくれた。
 呆然と見ていると、彼女は相変わらずの顔で。
「あとは自分でやれるわね。さっさと消えて。迷惑」
 ずばりと切断するような声で言い捨て、立ち去ろうとした。
 私は思わず、開口具を外してその子に声をかけていた。
「ぷはっ……ま、待って!」
「……なに?」
「その……ごめんなさい……こ、腰が抜けてて……」
 情けなかった。ただでさえ無様を晒しているのに。
 けれど実際、腰が抜けてて動くことができず、そのままでは結局他の人に見つかってしまう。私は 彼女に縋るしかなかったのだ。
 その時の彼女の形相はもう直視できないほどのものになっていて、私は拘束は解けたのだから腰に 力が入るまで透明化能力を使って隠れていれば良かったと後悔した。
 そのまま放置されてもおかしくなかったのだけれど、閻魔のような表情に反して彼女は私に肩を貸 して、私の部屋の前まで運んでくれた。
 なお、ポストから鍵を取り出した時には。
「防犯上問題があるでしょう。いない間に泥棒が入っていたらどうするの? もっと違う方法を考え たらどうなの?」
 と容赦ないまっとうなお叱りを受けた。
 ともあれなんとか玄関に入ることができた私は、いまさらながら身体を隠しつつ、彼女に御礼を言 った。
「あ、ありがとう……助かりました……」
 そしたら彼女は絶対零度の視線を維持したまま、再度口を開いた。
「同じマンションに露出狂の変態がいるなんて近所の噂になったら、こっちの迷惑にもなるの。自重 して」
「はい……」
「じゃあ私はこれで」
 そう言って彼女は去って行った。彼女の言い様からすると、私のことを人にいうつもりもないよう だった。
 あの目と態度はめちゃくちゃ怖かったけど、見つかったのが彼女で良かったと思う。


 そんな風に助けてもらっておいて、なぜいま彼女の浴室に忍び込んでいるような真似をしているの か。それには深い……いや、別に深くはないけど、色々訳があるのだった。
 それは彼女に助けて貰った翌日に遡る。

つづく
[ 2018/04/24 19:01 ] 透明露出プレイ その5 | TB(0) | CM(0)
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