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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

透明露出プレイ その6 1


 同じマンションに住む安藤響子ちゃんは、露出に興味がある。
 興味がある……というと少し誤解を生みそうだからより正確にいうと、露出の素養がある、だった。
 というのも私が露出プレイ中に失敗して、響子ちゃんに助けられた日の翌日、彼女が露出プレイについてスマートフォンで調べているのを見たからだ。
 響子ちゃん的にはいままで露出プレイなんて考えもしたことがなかったはずで、それゆえに興味を持って調べたのだろう。彼女は眉をしかめながらも、頬を薄く赤く染めながら、かなり熱心に露出プレイについて調べていた。
 さすがにその場でオナニーをし始めるほどのことはなかったけど、その夜お風呂に入る際、裸になった彼女は一瞬何かを考えて動きを止め、顔を赤くしていたので、露出プレイを意識してしまっていることは間違いなかった。
 その姿を見て、私はかつての私を思い出したのだ。
 きっと彼女も露出プレイにハマる素質がある、と確信した。
 こんな近くに露出ッ子として仲間になれそうな子が、それもずば抜けての美人さんがいることに、私は運命の悪戯を感じずにはいられなかった。
 絶対に彼女をこの道に引き込んでしまおうという断固たる決意を固めていたのだ。


 夕方、響子ちゃんが家に帰る頃を見計らって、私は彼女の家を訪れた。
「こんばんは~。お裾分けしに来ました」
 このために特別に用意したカボチャを、いかにも『実家から送られてきましたよ』と言わんばかりの雑な袋に入れて持っていた。
「……どうも」
 響子ちゃんは好物のかぼちゃに目を輝かせていたけど、同時に料理下手な彼女に丸ごとのカボチャは荷が重すぎる。
 私はすかさず、袋の中に入れておいたメモを取り出した。
「おすすめの調理方法はここに書いておきましたから、作ってみてくださいね」
「……っ。わかった、わ」
 一瞬言葉に詰まったのは、彼女が自分で料理する自信がなく、また頼れる母親や友達もいないからだろう。
 それを透明化の能力を使って知っている私は、いかにもいま気づいたかのように言う。
「……もしかして、安藤さんは一人暮らしなんですか?」
「…………」
 応えないのが答えのようなものだった。
「うーん、ちょっと料理に慣れてない人には難しいかもですね……とっても美味しいんですけど」
 わざとらしいかなとは思いつつ、私は名案を思いついたとばかりに笑顔を浮かべる。
「そうだ、良かったら私が教えましょうか? どうせなら美味しく食べて欲しいですし。覚えてしまえば簡単ですよ? 今後カボチャ料理が作れるようになりますし!」
「……ッ、そ、それは……」
 悩んでる悩んでる。ここでさらに押すか、それとも退くか。
 重要な分岐だった。もっと押そうかと思ったけど、すんでの所で言葉を飲み込む。ここ数日の観察で響子ちゃんが結構プライドの高い子だというのはわかっていた。
 あまりこっちが主導権ばかり握っていると、意固地になって拒否する可能性が高い。
 ここは判断を彼女に任せる意味で、次の言葉を待った方がいいと察した。別にここで失敗しても、また次の手を打てばいいだけだ。最悪なのは彼女に悪印象を与えて、こちらの行動を頭から拒否されること。ここで焦ってはいけない。
 数十秒間の沈黙。
「…………その」
 果たして、彼女が呟いた言葉は。
「……お願い、できるかしら」
 ゆっくりとドアを全開にして、私を家に招き入れるという行為だった。
 思わず声が弾みそうになるのを堪えて、頷く。
「はい。任せてくださいっ」
 こうして私は、響子ちゃんの家に正面から堂々と入ることに成功した。

つづく
[ 2018/06/01 23:11 ] 透明露出プレイ その6 | TB(0) | CM(0)
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