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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

透明露出プレイ その6 4

 監視カメラもない、外から見られるわけもない、他に誰もいない。
 だからこの感じる視線は気のせい。その、はず。
 いまからしようとしていることを意識しすぎているのかしら。
 私は一人で暮らすには広すぎるリビング。テレビも何もつけていないから静まりかえっている。
 私が息を吐いて吸う音だけが響いている。普段なら意識もしないようなことが気になる。
 どくん、どくんと心臓の鼓動が早くなっているのがわかった。
 滅多に感じない、頬に熱の集まる感じ。冬場に運動したばかりのような高揚感があった。
「……ふー」
 細く、長く息を吐く。
 確かめてみよう。どんな気持ちなのか。どんな感覚なのか。
 私は自分のシャツのボタンに指をかける。部屋で服を脱ぐのは毎日で、着替えるだけならいつものこと。
 けれど、リビングで服を脱ぐという行為自体、私はしたことがなかった。
 夏場の暑い時は冷房を適切に使っているから薄着になることすらあまりない。
(……本当に、変な感じね)
 胸が高鳴る。これは緊張からくるものなのかしら。
 それとも、非日常的ないまの状況への不安?
 わからない。
 私は全てのボタンを外し、はだけた状態の自分の身体を見下ろす。
 飾り気のない下着に包まれている隆起した胸。普段日にさらすことがないからか、必要以上に白く、部屋の光りを反射して余計に白く見えるお腹。
 ゆっくり肩から袖を抜き取っていく。これでほとんど上半身裸になってしまった。
 寒いわけでもないのに、肩に空気が当たる感触に身体が震える。
(やっぱり、これで開放感を得られるとは思えないのだけど……)
 まだ上半身の服を脱いだだけとはいえ、得られている感触はあまり良くない。どうしてこんなことを、という違和感がやはり強い。
 それでも、ここまでやったのだからと、私は今後は下の服に手をかけた。スカートのホックを外し、ファスナーを下げる。
 思ったより、私は緊張していたみたい。
 ファスナーを下げきったところで、私は勢い余ってそのままスカートから手を離して、スカートが足下に落ちていった。
 足の周りにあった布の壁が消失する感覚。薄布一枚でも全然違うというのを、改めて意識する羽目になったわ。
「……っ」
 思わずあがりそうになった声を堪え、私はスカートを脱ぐために曲げていた身体を伸ばす。その時、私は下着姿でリビングに立っていた。
 十分変な自分の格好。こんなところを人に見られたら、相当だらしない人間だと思われることでしょう。
 見られているはずもないのに、どこからか見られているような感覚がする。
 思わず足をすりあわせ、両腕で胸を庇った。
 あと全裸まで残り二枚。
 私は脱ぐべきか、もうやめておくべきか、強い葛藤を感じていた。

つづく
[ 2018/06/04 22:47 ] 透明露出プレイ その6 | TB(0) | CM(0)
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