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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

バスタオル一枚で異世界転移 第一章 その1

 落下している間に気を失っていたみたいです。
 私は頭の中で鐘が鳴っているかのような衝撃の余韻を感じていました。
 同時に身体が水に浸かっているような感覚を覚えます。
 どうやら水場に落ちたようで、水面をぷかぷかと漂っていました。
 鼻や口に水が入りそうになって、私は慌てて身体を起こします。
 幸い、いま私がいるところはそう深いところではないようで、足が水底につきました。

「げほっ、ごほっ……! し、死んでないです?」

 咳き込みながら頭上を見上げると、野球場のドームか何かの天井かと思うほど、遠くに天井が見えます。
 穴が空いているように見えるので、恐らくそこから落ちたことは間違いないようです。
 改めて身体の状態を確認してみましたが、痛むところはありません。
 水が上手くクッションになってくれたようです。
 バスタオルも無事でした。
 水に落ちた際に裾が広がって、水の中で胸から下が大公開になっていましたが、些細なことです。

(……あんなに高くから落ちたのに、良く無事ですね私)

 いくら水がクッションになったとはいえ……少し妙な気はします。
 もしかして『落下ダメージ』という概念がない世界とか?
 ゴブリンがいたくらいです。異世界に来てしまったのは間違いないでしょう。
 そうなるとその物理法則や何やらが私たちの世界と違うということは考えられます。
 ゲームに似た異世界、なんてそれこそ鉄板ですしね。

(ゲームみたいな世界なら、ステータス画面とかあってもいいですよね)

 もしもステータスが見られればこの世界のことを知る手がかりになるかもしれません。
 試しに手を翳して呟いて見ましたが、何の効果もありませんでした。
 この世界、ちょっと不親切すぎませんか?
 私がこの世界のことをよくわかっていないせいもあるのでしょうけども。
 説明役とか、そういうのがいてくれてもいいじゃないですか。
 転移するときには神様が直接説明してくれたり、そうでなくとも事情を知っている人が傍にいてくれるべきなのではありませんか?
 とはいえ、ないものねだりをしていても仕方ありません。
 私は気持ちを切り替え、周辺の探索をしてみることにしました。

つづく
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