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黎明媚態

露出系、羞恥系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

姫様の石像 後編

 ついにこの時が来た。
 石像が動くということが知られてから、メインストリートから警備兵の数が減っていた。騒ぎを起こせば石像が動いてくれるため、より目の届きにくく駆けつけにくいところ、裏路地や小さな広場などに人手が割かれるようになったからだ。
 メインストリートだけに、ある程度の人通りは日が落ちてからもしばらくあったが、深夜の時間帯になれば人の気配が完全に消える。
 その時間になるまで待っていた俺は、メインストリートに出て、ゆっくりと歩き出した。
 第一王子の逞しい石像と、第一王女の艶めかしい石像の前を通る。相変わらずいまにも動き出しそうな精巧な石像だった。実際、犯罪に反応して動くというのだから、王宮の魔法使いは恐ろしい。
 だが俺は『まだ』犯罪者ではない。夜間の外出は控えるべきだが、それ自体は禁じられているわけではないからだ。ゆえに石像は石像のまま、その身体を見せ付けるようにしながらも、虚空を見つめているだけだった。
 第一王女の石像は、女性らしい魅力に満ちあふれた石像だとは思う。掌に収まりそうにないほど膨らんでいる乳房や、折れそうに細い腰、生身であれば軟らかく男を包み込んでくれるであろう形のいい秘所。
 どこを取っても最高の美女だと、十人中十人が口にするだろう。しない奴はよっぽどの変人か奇人だ。
 俺はそこまで極端な奇人ではないが、今回の目的は第一王女ではなかった。
 第一王女の石像から数えて六番目。

 幼い第六王女の石像の前に、俺は立っていた。

 あどけない表情に、小さな体躯。本来王女はすべからく長髪だが、彼女はまだ幼いこともあるのか、肩に届くか届かないかの長さで整えられていた。
 石像として露わになったその身体はまだまだ未成熟で、つるぺたな子供体型。
 白く眩しい石の存在感は夜の暗闇にこそ映える。
 この素晴らしい存在を見ながら、いますぐ自慰に耽ってしまいたくなるが、堪えた。
 今日はいつも夢見ている行為だけじゃないことが出来るのだから。早々と自慰で暴発させてはもったいない。
「はぁ……姫様……相変わらず愛くるしい……」
 本来の可愛らしさの十分の一も表現出来ていない石像ではあるが、それでもよすがとするには十分な出来映えだ。俺は石像が置かれている台座のすぐ傍に立ち、手を伸ばして姫様の肩に触れる。
 指先から返ってくるのは冷たく固い石の感触だったが、まるで恐れ多くも姫様の身体に触れているような、そんな錯覚がした。
 俺の逸物はすっかり興奮状態になり、下履きの中でいまにも爆発しそうなほど熱を持っている。
「も、もう我慢できねえ……!」
 着ている服を脱ぎ捨て、下履きもはぎ取って全裸を晒す。
 この国には奴隷身分の者が存在し、そいつらに関しては裸を晒そうが何をしようが罪にはならない。そういう身分の奴らはそういう身分の奴らなりの格好というものがあるからだ。主人によっても違うが、例え公衆の面前に裸にして放り出しても問題ない。
 だが、そうではない身分の者に関しては、むやみやたらと性器を晒すのは御法度とされている。国王様曰く「公序良俗が乱れる」とかなんとか。奴隷は物で市民は人という話らしいが、詳しくは正直よくわからない。
 重要なのは、それほど重くない罪だとしても、こんなところで――国のメインストリートで全裸になるということが犯罪であるという事実である。
 石像にかけられたゴーレム魔法は犯罪に反応して起動するのだから。

 俺の目の前にある、第六王女の石像が動き出した。

 ゴーレム魔法には色々と種類があるが、この魔法の使い手は可能な限り石像に人間と同じ動きをさせるような魔法をかけたらしい。
 石とは思えない滑らかな動きで、第六王女の石像が、俺の最愛の姫様の像が動く。
 その小さな身体が、俺に跳びかかってきた。
「グッ……ふッ!」
 小さくても、石像は石像。凄まじい重量に圧され、俺は花壇の中に倒れ込んでしまう。石の冷たさと硬さも感じるが、魔法によって付与された柔らかさが加わっている。
(ああ……想像通り、最高だ……!)
 石像は俺を制圧しようと腕や足を押さえ込もうとしているが、いかんせん子供と大人の体格差がある。腹の上に跨がられて二の腕辺りを押さえつけられたが、肘から先を余裕で動かせる。
 押さえ込んで来ている姫様の脇に手をやり、そこから姫様の身体を鷲づかむようにして、親指で乳首を探り当てた。
 石なのだから当然固いのだが、それを姫様が感じた結果乳首が固くなっているのだと思い込むことにする。そう思って親指で乳首を擦っていると、こっちの気持ちが昂ぶった。
(ああ……あの無邪気で優しい姫様が……! 俺の身体の上に裸で跨がって、乳首を硬くしてる……っ!)
 そんなシチュエーションにあると思うと、俺の逸物はすっかり興奮状態にあり、いつもの倍は固くなっている気がした。思わず腰を跳ねさせると、激しく自分の下腹を叩く。
「ああ……姫様……」
 込められた命令に従って、こちらを抑えようとしている姫様の石像。姫様に跨がられている腹に押しつけられた股間のすべすべな感覚が気持ちいい。
(やばい……気持ちよすぎて……爆発しちまう……!)
 姫様の石像を精液で汚すなんて、そんな罰当たりなこと。倒錯的な快感は覚えるが、してはならないと感じて射精をギリギリまで堪える。
 こんなことをしている時点でもう遅いのだが、我慢できるうちは我慢するつもりだった。
 我慢すると行き場のない衝動が逸物に集中し、腰が意図せず暴れてしまう。びたんびたんと腹に打ち付けられる刺激に、思わずだしてしまいそうになるが、歯を食いしばって必死に堪えた。
「ふ、ふふ……姫様、俺の逸物は暴れたい放題ですよ……抑えるなら、まずそっちを抑えなきゃ……」
 それは意味のない言葉のはずだった。単に俺自身が気分を盛り上げるために呟いただけのこと。
「姫様の穴に受け入れてくれたら、暴れずに済むんですけどねぇ……」
 とはいえさすがにそれは無理だろう。ゴーレム魔法がどこまで作用しているのかは知らないが、第六王女の体格では俺のものが入るとは思えない。
 ゴーレムには犯罪を犯した者が逃げられないように動きを止める、という命令が下されている。
 そのとき俺の身体で動いていたのは、固く膨張して腹の上で跳ね回る逸物だけだった。それがゴーレムにどう判断されたのかはわからない。
 姫様の石像は、俺の暴れる逸物を押さえ込もうとして、その腰を浮かし、上からのし掛かるようにして逸物を股間で押さえつけた。
「ふぉおっ!?」
 突然のことに思わず声が零れる。素股、という行為があるが、意図せずしてその状態になってしまっていた。
 姫様のそこにある絶妙な規模の割れ目が、ちょうど良い感覚を与えてくれていた。
 さすがに中に挿入できる感じではないが、俺の逸物の先端から先走って零れたものが引き伸ばされ、擦れる感覚がさらに気持ちのいいものになる。
「くぁ……! やべえ、出る……っ」
 抑え込まれた逸物から白濁液が大量に放出された。それは俺の腹を汚しつつ、姫様の石像にも一部かかった。
 石像とはいえ姫様に、自分の欲望の塊をぶちまけてしまった。その背徳的な快感に、俺の逸物はさらに激しく昂ぶる。
 一度出したにも関わらず、俺のものは再び元気よく屹立しようとしていた。
 それを察知した姫様の石像が、逸物を抑え込もうと体を密着させて来た。石の重量がもろにかかって苦しいが、耐えられないほどではない。
 むしろ、逸物への圧力という刺激が高まり、ますます膨張してしまう。
 先端の亀頭が姫様の入り口にちょうどぶつかっていた。
(このまま押し込んだら入らねえかな……)
 そう思った俺は、試しにさらに押し込んでみようと腰を動かそうとして――タイミングよく、姫様の石像の方も動いたために――抑え込まれていた逸物が跳ね上がって、前の穴ではなく、姫様の後ろの穴に突き刺さった。
「うぐぉお!?」
 それは何とも不思議な感覚だった。冷たい石の感触が俺の逸物を包み込んでいる。
 だが、硬いだけではなく、ゴーレム魔法でうごくようになっている姫様の石像のそこは、俺の逸物を見事に包み込んでくれていた。
 それどころか、そうやって穴で固定することによって俺の逸物が暴れるのを防ぐことが出来るとでも考えたのか、穴を使って締め付けてくれたのである。
 最初はひんやりとした石の冷たさが感じられたが、徐々に俺の体温が石像に移り、なんとも形容しがたい気持ちよさを生み出していた。
「ああ……姫様……っ、姫様っ」
 俺は圧し掛かられて不自由な身体でもどかしい思いをしつつ、出来る限り腰を動かして姫様の石像の中を抉る。石像の表情は変わらないが、俺の激しい動きを抑え込もうとしているのか、全体に力が入っているような、ぷるぷると小刻みに震えているような感覚があった。
 それがまた俺の逸物に対するいい刺激になって、俺は姫様の石像の中に突っ込んだまま、抜かずの三連発を実現する。
 力尽きた俺が気を失うと、姫様の石像は鎮圧が完了したと思ったのか、ゆっくりと立ち上がり、その尻穴から大量の精液を零しながら、何事もなかったかのように台に戻った。

 翌日、中央分離帯の花壇の管理を任されている者から、第六王女の石像の周りの花壇が荒らされているという報告があがった。
 幸い、第六王女をはじめとした石像には何の異常も見つからなかった
 最終的に花壇を荒らしたのは迷い込んだ小動物の仕業ではないかという話になり、柵を設置するかどうか議論になったが、結局景観を重視して柵の設置はなされなかった。




 第一王女は、自分の部屋を訪れた客を、手ずから淹れたお茶で持て成していた。
 ふたりの間には終始朗らかな空気が流れており、揃って花が綻ぶような笑顔を浮かべていた。
「いい夢は見れた?」
「はい! カルラァお姉さま!」
「そう。なら良かった」
「ところで、わたしは眠ってしまったので見ていないのですが……お姉さまが『お掃除』してくださったのですか?」
「ええ。あのまま放置しておくと不敬罪で首を斬らないといけないから、ちょっと魔法でね。石像を掃除した後、彼は自分の足で家に帰って、ぐっすり寝たと思うわ」
「さすがです、お姉さま……わたしもいつかお姉さまみたいに魔法を使いこなせるようになるでしょうか?」
「貴女ならきっと、私を越えた魔法使いになれるわよ」
「魔法の練習、がんばります!」
 両手の拳を握りしめ、決意を固める可愛い妹――第六王女アーシュ・バル・レッケンダートを、カルラァは優しい目で見つめていた。


姫様の石像 おわり

[ 2018/09/11 20:38 ] 小説・短編 | TB(0) | CM(0)
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